FIAT Multipla / 8ninriki.jp
Review


2015.05.29
mu01
FIAT Multipla


writer
新田崇博

何を隠そう私は、車の事は詳しくないイタリア車好きである。

 

ある時、前を走っていた車フィアットパンダに一目惚れして、数年越しで乗り始め、長い付き合いな去年まで。

FIAT PANDAは言わずと知れた、イタリアのデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインし、約20年間そのデザインを変えずに走り続けた、いけてる車です。

pa01

 

 

この子はとても手のかかる子で、夏は暑く、よく止まり、よく入院を繰り返ながら、一緒に過ごして参りました。

手はかかるけど、キュートなフォルムで、走る楽しさを教えてくれたはこの子でした。

さて、そんな可愛いパンダさんも、私にも家族が増えてちょっぴり手狭さを感じるようになりました。

「ファミリーカーなんて乗ってやるものか!一生自分の好きな車に乗ってやるんだ!」

と、ファミリーカーに偏見をもっていた私は、家族の事はさておいて、楽しく乗り続けておりました。
そして、別れは突然やってきます。

知り合いが車を手放すので、次の持ち主を捜しているとの情報が入ってきたのです。

 

そう、それが、フィアットムルティプラさんです。

mu02

 

 

この子を目にした時、ファミリーカーならこれしかない!という個性的なフォルム。

おもしろいのが、3人掛けが2列という、まるでトラック仕様。

それぞれ独立したシートなので、息子を真ん中に乗せて家族3人で前列にゆったりと乗れるのです。

もうあれです。和気あいあいと3人ならんでドライブに出かける絵しか頭に浮かばなくなりました。

 

そんな訳で、わたくし長かったパンダさんと別れまして、ムルティプラさんに乗りかえたわけです。

でも大丈夫です。パンダさんは事務所のスタッフにもらわれて、今もいつでも会えるのです(フフッ)。

 

さて、そんなムルちゃんですが、実は・・・

「世界で最も醜い車」

「この車は実際に乗るべきだ。何故なら車の中にいる限り、醜い外観を目にしなくて済むから」

なんて、過去にひどい言われようをした車。

確かに昆虫っぽい顔ではありますが、とても気のいい奴ですよ。

「美人は三日で飽きる ブスは三日で慣れる」

なんて言葉もありましたが、この子の場合、3日で愛おしくなりました。

ムルちゃんには、みんなで乗る楽しさを教えてもらえそうです。

 

あまりにも見かけない車なので悪い事はできませんが、長い付き合いになりそうでございます。

 

mu03

 

 





プロダクト・ブックレビュー
プロダクト・ブックレビュー
Review
2018.04.16

大変ご無沙汰しております! ろく設計室の平田です。 満開だった桜も散り一日一日暖かくなる日々ですが、いかがお過 […]

2018.03.12

新しい感じも良いけどアンティークというか、つかい古した感じ、新しくない雰囲気にしたい時があります。 塗装で汚れ […]

Research
2017.10.16

みなさま、こんにちは。 10月。秋の雨が冷たい空気を運んできた週明け。いかがお過ごしですか。 少し前のお話、ま […]

2017.08.22

今年も八人力の選抜メンバーで参加したbud brandは、ミラノデザインウィークに出展いたしました。おかげさま […]

Project
2018.01.1

皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます。 旧年中は一方ならぬ御高配にあずかり誠にありがと […]

2017.07.31

8/1から1ヶ月間、熊本の上通りアーケード内オモキビル跡地にて 作家/建築家である坂口恭平さんによる「モバイル […]