光をデザインする / 8ninriki.jp
Review


2015.12.6
011
光をデザインする


writer
松澤徹

建築を作るにあたって、デザインをする要素は様々ですが、中でも一番、完成後のイメージを設計段階で形にする事が難しく、僕らが頭を悩ませるのが、「光のデザイン」です。

相手は自然。

それをいかに切り取り、物質的なデザイン以上の効果をもたらすか。

なかなかイメージした通りにいってくれず、一筋縄ではいかない相手です。

 

夏の強い日差しを室内に入れず、冬の暖かな日差しだけを取り込むには、庇を出す寸法をどれぐらいにすべきか。

 

TOKI01

 

トップライト(天窓)から降り注ぐ光が、壁にあたってどんな影を生み出すか。

 

sogame_005 2014-04-22 01265700000-3

 

素材に反射した光が周囲にどんな明るさを生み出すか。

 

sogame_005 2014-04-17 21375000000

 

その光を受け止める素材はどんなものであるべきか。

 

 

そんな事をイメージの中で描き出し、模型やCGで検証していく。

 

現場で少しずつ建物のかたちができて行き、そのイメージが現実のものとして現れた時、一晩中悶絶し、何度も模型やCGを作り直し、悩み続けた日々が報われます。

 

 

躯体

 

 

 

ちなみに、現場での躯体むき出しの荒々しさが最も空間の本質を表しているような気がして、「仕上げるのやめてこのままが良いんじゃないか?」といつも思ってしまうのは、建築家あるあるです。

 

※タイトル写真のみ 撮影:針金洋介(Techni Staff)





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