外のススメ / 8ninriki.jp
Reserch


2015.12.8
20表紙
外のススメ


writer
満原さなえ

先日友人と【外でお米を炊いておにぎりをにぎって食べる会】を開催しました。

21稲

青空の下、あの白石の平野の土で育ったお米と、カセットコンロと、お鍋と、お漬物と、お茶を持ち寄り。

外でお米を炊くには、水の確保、火種はあるか、お鍋はどうだ、風よけはどうする、塩もいるか、、、などなど、普段家の中で行っている動きを外で実行するための段取りが必要です。

それに、普段炊飯器でお米を炊くことに慣れてしまうと気にも留めないような、目盛のない水加減、ふたの動き、火加減、湯気の匂い、鍋の中でお米が立てる音に向き合って、敏感にいなければいけません。

そしていつもと違う動きの中でも、その範囲内でいくつかの工夫を凝らして、その場での作業動線をいかにスムーズにするか、を気が付けばどこかで考えています。

その分、炊きたてご飯がいとしくてたまりません。

 

22ゴハン

身の回りの設備は機能が充実し、便利になりました。

火をおこす必要もないし、火がなくともお湯が沸く。予約しておけば忘れていても自動的に機械がコトを成し遂げてくれる。

あんなに便利だったリモコンやスイッチですら、センサーや音声認識の登場でいらなくなるような、そんな時代。

住まいもどんどん機能が増し、強度が増し、耐久性が増し、私たちが持つ「加減」や「塩梅」を忘れてしまってはいないのか?

 

生きぬく方法を知る!とまで言えば大げさですが、何でも便利な時代にこそ、スイッチがなくても生きて行ける女でありたい!

じゃぁ次は火おこしから?薪割から?いやいや、土練ってカマド作っちゃう??
いつもの便利を抜け出して、何かを外でやってみる。そして普段を振り返る。

機能を設計する立場の者として、ふらりとこういう時間を設けることって大事なんじゃないかな、と、おいしいおにぎりを頬張りながら思ったのでした。

 

23オカズ

 

■おにぎりの旅 vol.006
場所:ありあけスカイパークふれあい郷
おにぎり:学とはっちゃんのお米、有明海の海苔、自家製お漬物など
食べた人:オニージョ4人組

 

 





おにぎりの旅
おにぎりの旅
Review
2017.07.27

茶どころ嬉野。 嬉野温泉旅館のリノベーション工事を進めております。 もう間もなく完成リニューアルオープン。 今 […]

2017.07.7

最近の台所事情を視察すべく、薬院にあるTOYO KITCHENさんへ行ってきました。 『日常をエンターテインメ […]

Research
2017.10.16

みなさま、こんにちは。 10月。秋の雨が冷たい空気を運んできた週明け。いかがお過ごしですか。 少し前のお話、ま […]

2017.08.22

今年も八人力の選抜メンバーで参加したbud brandは、ミラノデザインウィークに出展いたしました。おかげさま […]

Project
2018.01.1

皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます。 旧年中は一方ならぬ御高配にあずかり誠にありがと […]

2017.07.31

8/1から1ヶ月間、熊本の上通りアーケード内オモキビル跡地にて 作家/建築家である坂口恭平さんによる「モバイル […]