自然との関わり方を考える / 8ninriki.jp
Review


2016.01.25
DSC_5152
自然との関わり方を考える


writer
平田大和

僕は度々山に入る。
よく人に何で山に登るの?って聞かれるけど、楽しいから仕方ない。キツく辛く大変な事も有るけど、楽しい。
大自然の中に身を置く事がとても気持ちいいです。

暗く太陽がない冬の山は、凍える様に寒い。しかし、一旦日が昇り始めるとだんだんと暖かくなります。陽が登り風のない山道を歩くと汗だくでそこに真っ白な雪景色が広がっているのととてもギャップが有ります。そう太陽はとても暖かいです。

また、夜テントの中で食事を取る為にバーナーを燃やします。煮炊きをしながら暖がとれます。火もまた暖かいです。

 

DSC_4827

(写真は薪ストーブの火)

日頃、便利なものに囲まれた世界に居るからあえて不便の豊かさを求めているのかもしれません。

どの建築も自然の中に建ちます。都会も都会と言う自然の中に。田舎は田舎と言う自然の中に。

この環境との関わりを考える事が建築を考える事とも言えます。
前回は、「建築な立ち居振る舞い」と題して景色の中の建築の在り方を考えてみました。

今回は「家」を軸に人と環境について持っている事を書いてみたいと思います。
「家」は、家族、家庭を守る、育む為の基となる場所。

そう、【家】は「家電」ではないし「商品」でもない。「場所」だと思います。
よく「家を買う」と言う言葉を耳にします。
家が何となく「家電」化して来ている様で少し寂しい気持ちになるのは僕だけでしょうか?

僕たち建築士や建築に携わる人たちは、この家族の為の場所である「家」と廻りの環境をもっとよく考え、住み易く、暮らし易くしようと日々考えています。

大事な「家」だからこそ、基本性能が大事だと最近思う様になりました。
この基本性能とは、今流行の家電に頼らなくても快適に暮らせる。安心して住める。と言う事です。

そこに重点を置くと、家作りの為に選ぶ建材の優先順位が変わってきます。家電設備、装飾建材よりも基本建材や施工精度が大事になってきます。
R1022299
(写真は発泡系の断熱材。)
断熱材やサッシ・ガラス。室内外の表層材が優先順位の上位を占め、お風呂、キッチン等の設備建材がその後に続く。。。
表面に見えないし、豪華さも無いのですが、気密・断熱は室内環境に直結します。今後はよく考えて設計しないといけないと感じています。

家の自然との関わり方です。

そして出来れば、ひとつのライフライン(電気)に頼るのではなく、そこに頼らなくてもよい「家」がつくれたら。と思う今日この頃です。
通風や日光も出来るだけ利用できたら。少ないエネルギーで家族全員が快適に暮らせる家。

どこをどうすれば良いかというのは、まだまだ勉強中でここで何とも言えないのがお恥ずかしい限りですが。。。

家を「建てるとき」「つくるとき」もう少し原点に立ち返って、考える事が出来たらいいな〜と思うのです。

しかし、こんな事をどうして考え出したかって?
現在住んでいる中古の住宅に断熱材が無いので、40年に一度の大寒波に身も凍る思いをして日々を過ごしているから?
って噂があるようですが、それは事務所に遊びに来て確かめて下さいね〜。





プロフェッショナル
プロフェッショナル
Review
2018.04.16

大変ご無沙汰しております! ろく設計室の平田です。 満開だった桜も散り一日一日暖かくなる日々ですが、いかがお過 […]

2018.03.12

新しい感じも良いけどアンティークというか、つかい古した感じ、新しくない雰囲気にしたい時があります。 塗装で汚れ […]

Research
2017.10.16

みなさま、こんにちは。 10月。秋の雨が冷たい空気を運んできた週明け。いかがお過ごしですか。 少し前のお話、ま […]

2017.08.22

今年も八人力の選抜メンバーで参加したbud brandは、ミラノデザインウィークに出展いたしました。おかげさま […]

Project
2018.01.1

皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます。 旧年中は一方ならぬ御高配にあずかり誠にありがと […]

2017.07.31

8/1から1ヶ月間、熊本の上通りアーケード内オモキビル跡地にて 作家/建築家である坂口恭平さんによる「モバイル […]