風呂敷に隠されたヒント / 8ninriki.jp
Review


2016.01.31
DSC_5689
風呂敷に隠されたヒント


writer
矢橋徹

八人力ではカメラ部に所属していることもあり、外出には大抵カメラを持ち歩くことが多いのですが、

カバンの中にあぐらをかいて鎮座する重くて無駄にデカいカメラケースに悩ませられていました。

そんな時出会ったのが。。。

(マズイ、この文体で進めると通販の「購入者の声」的な雰囲気になってしまう。。。)

まぁ、そんな経緯もありまして何かいいカメラケースがないか探していました。

そもそも、あまり替えのレンズやバッテリーを持ち歩かないタイプの人間なわけで。。。

僕の場合とりあえずはカメラを衝撃から守ってくれさえすればいいわけで。。。

(いかん、今度は北の国からの純的な雰囲気になっている。。。)

しかも最近ワイルドに裸体でバッグに入れていたカメラのフードがへこむという大事件も相まってケース探しが急務となっていたこの頃。

とは言え、なかなかピンとくる物に出会えなかったところ、さすがアマゾン。

協調フィルタリング(通称 おすすめ機能)に出してくれたのが、

「SONY ラッピングクロス LCS-WR」

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もともとはNEX用なのですが、価格もリーズナブルでチャレンジするにはもってこいということで購入しました。

一枚の保護クロスにゴムをつけただけのシンプルな構造。

このようにカメラを包むようにして、ゴムをレンズに引っ掛ければ完了。

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形状や用途から日本の風呂敷からきているのではないかと思いますが、

このように少しだけ視点を変えることによって新しい使い方にジャンプする風呂敷の構造の持つ自由さがカメラケースに求める携帯性にフィットした結果といえます。

しかもこの風呂敷カメラケースの秀逸なところは、現代では使われなくなった風呂敷が、

折る/包む/縛るなど様々な組み合わせでいろいろな使い方に変化する布という構造だけを残して

カメラケースとして、その構造を変えずに価値をリノベーションさせているところだと思います。

このような価値をリノベーションすることでハードとソフトが相互に関係を高め生き抜いていく方法。

これは現代の建築をとりまくストック社会との関係に発想転換できるヒントになるのではないだろうかと、

カメラを包んでくれている風呂敷ケースを見ながら思うのであります。。。

 





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