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2016.02.26
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カイダンバナシ


writer
伊藤 憲吾

建築家が住宅を設計する時に、特に力を入れる 3大ポイント を知ってますか?
それは、

①開口部(窓とか)

②水廻り(浴室とか)

③階段

です。(※伊藤調べ)

 

今日はその中の階段のお話しを書いてみようと思います。

こんばんは、伊藤憲吾@大分県です。写真はちょっと前に設計した住宅の階段です。本棚と階段を一緒に考えました。

 

階段とは、言うまでも無く上下に行き来するためのパーツです。実はこれ、すごい発明品なんです。階段ができた事によって、建築は大きく発展したと言えます。

多くの動物は平面移動をします。時に餌を求め、時にメスを求め、そして敵に襲われるからです。人類は広い大地を横に移動して進化していきました。ある時に気が付きます「高いところって安全じゃね?」そして我々の祖先は木に登り、安全を確保し、その場所に定住を始めます。そしてある時に誰かが言います「高いところに登るのって大変じゃね?」と。それで発明されたのが階段です。(※伊藤妄想調べ)

階段はいつ誰が発明したのでしょう?

日本の建築の歴史ではかなり昔から階段があります。弥生時代の高床式住居にも丸太を削った階段があります。縄文時代にもあったと言われます。世界を見れば、ピラミッドにも階段はあります。きっと、世界で同時多発的に生まれたんじゃないでしょうか。共時性(シンクロニシティ)ってやつですね。

 

そんな歴史的な発見であり、歴史的な発明品の階段。もしかすると、階段が生まれたおかげで「建築」というものが生まれたのかもしれないと思いさえします。そう考えると、階段あってこその建築か?いやそれは違うか。。

 

 

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先日、この階段を古い住宅で見つけました。途中の踊り場やハシゴ感にワクワクします。

 

さて、皆様の周りにも階段はあると思います。

階段で気持ちが高揚した事はないですか?登ったり降りたりって楽しくないですか?

登った先に何があるのだろう?そんなワクワク感があるからこそ、建築は高層化する楽しみを持つ事が出来たのです。

もしかすると、空間の上下運動を空間として楽しめるのは人間だけなのかもしれません。

 

階段という空間を楽しめない建築家はいない!と思っています。(※伊藤調べ)

というか、階段をこだわってつくらずに建築家の作品とは呼べない!!とすら思っています。(※伊藤感情的調べ)

既製品の階段に満足しちゃうなんてありえない!!!なんてことも思います。(※伊藤高ぶる感情的調べ)

 

建築家の仕事を見る時には、階段のこだわりをぜひ探してみてください。

 

写真 2016-01-14 21 43 53

 

 

ではまた!





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