みみくりー / 8ninriki.jp
Review


2016.10.12
20161011ika01
みみくりー


writer
伊藤 憲吾

退屈だ、、、なんて思う時間がないほどの刺激的な毎日を過ごしています。

こんばんは、伊藤@大分です。お元気ですか?そうですか。

ご飯食べてる時も、お風呂に入っている時も、移動中の車の中でも、考え事(職業病)をしてしまうので暇な時間ってない気がします。

 

今朝の通勤中、車内で歩いている人をみかけて「あ!警察だ!」と思えば、警備員さんでした。お仕事がら警察の方と制服を似せてますね。宅配便の方と郵便局の方も似ている?建築家も何かと似ているのか?

 

ふと思考を巡らせると、そういうことって、自然界ではよくありますね。捕食されないように葉っぱなどに似せた昆虫や、強者に似せた生き物とか、擬態と呼ばれる進化をした生き物がいます。

 

それが今回のタイトル

Mimicry=擬態

です。

 

建築をつくる際にもミミクリーな事があるような気がしてきました。

例えば、歴史的な景観になぞらえようとしてカタチを決める事もあります。これは葉っぱに似せる昆虫とも似ています。

反対に、商業建築であれば集客したいから、形や色使いを目立つようになりがちです。これはお花が色や匂いをつけることに似ています。

カタチには何かの意味があります。

 

トップ画像は私たちの事務所で以前に設計した住宅です。

 

昔から住む地域での建て替えでした。

隣接する建物と屋根の形と角度が同じになったので、どれが新しく建てた建築なのか一見分からない感じになりました。

 

20161011ika02

(撮影:イクマサトシ)

 

正面から見るとこんな感じです。

 

必ずしも周囲に寄せていくことが良い景観を生むわけではないのですが、この住宅の場合は近隣とのコミュニケーションの蓄積もあり、そういう答えとなりました。必然性でした。

建築はいつも違う処に建ちます。街中で建つ事もあれば、山中に建つ事もある。その所々の読み解き方がカタチを決める1つの要素となります。

 

先日、大阪に行きました(ボクシング観戦ですが)。

大阪の街歩きをすると、コンクリート打ち放しの建築が多いように感じます。これが大阪出身巨匠の安藤忠雄さんの影響が無いとは言えないように思います。これもひとつのミミクリーなのか?いやでも、それって進化的なものじゃなくモノマネなのか?そんなことも思いますが、都市の進化の中に1人の建築家の影響力があるとすれば、それもまた「まち」というロケーションの生まれ方かもしれません。地元大分の湯布院もそういうことがあったように思います。その話しは長くなるのでまたどこかで。

 

 

そして、現在進行中の現場二つのミミクリー度合いを振りかえってみました。

どちらとも自然溢れるロケーションに建ちます。

 

20161011ika04_o

 

 

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こういう自然が豊かな時は、生きる力強さが建築に出そうとしてしまいます。震災の後は特にそう思い始めた気がします。

でも、、これは、、ミミクリーっていうか、自分のクセかもしれませんが。

 

とりとめもなく書き連ねましたが、退屈って思考が停止した時におきるのかも?とかまた考え始めました。思考は続く。

 

 

そんな記事を書いていたら、八人力メンバーからこんな写真が流れてきました。

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(撮影:ミツハラサナエ)

猫を探せと。。これはミミクリーじゃなく、タマタマー(偶然)です。

 





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