チャールストンの朝。
若干肌寒いです。
時差ボケを克服するべく二度寝にも成功し、まずまずの目覚め。
人口約12万、サウスカロライナ州南東部に位置する都で
1600年位から開かれた州内最古の港湾都市。
主に観光を産業としている街で1/3が黒人さんです。
1861年には南北戦争の開戦となった場所としても有名らしい。
歴史地区の町並み保全活動は世界でも注目を集めている街の一つで、
今回は、その町並みがどうやって今も残っているのかを見てみることに。
まずは朝から住宅街へ繰り出しました。
基本的には築300年前後の建物がほとんどです。
都市計画も当時のままでゾーニングや道路幅などは馬車を想定したままの状態。
狙ってかどうだかは不明ですが、
政策としてモータリゼーションを積極的には取り入れない世の中と逆行した
スタイルが再開発に歯止めを掛け、
当時の町並みを今でも維持出来ている大きな理由だそうです。
ふむふむ。
デンジャラス 笑
どの住宅も築300年程経っています。
家主が大切に手を入れ続け、
構造を補強したり最新の設備も導入しつつ今も生き続けています。
なかなか踏ん張ってます。
この家は傾いているけれど、普通に人が生活をしている模様。
地震大国の日本では、ちょっと勇気が必要。。
この家は、取り壊しに規制を掛けられている地域なため、
新たにリノベーションをしてくれるオーナーを
今か今かと待ちわびているといった状態でしょうか。
ただ解体して新築するよりも、
リノベして所有する方が資産価値が高いのがビックリです。
得意の馬車馬。
突然、用を足します。
すべてではないですが、道路の幅も仕様も当時の馬車規格のまま。
この街のデメリットは、パーキングが少ないことでしょうか。
道幅に対して路駐が半端ない。。ポリスまでも 笑
この辺の整備は少しずづ進められている様で、ここでは優先順位は低いようです。
改修工事で出たレンガは、
ちゃんと保管して再利用するのは当たり前だのクラッカー。
この建物は、元海軍の基地をコンバージョンしてレストランへ。
なんせ、建物を壊してはいけないルールなんで。
そしてこの建物は、300年前に黒人奴隷を売買していたらしいです。
牢屋はそのままショップのブースへ。
今では、市民の憩いのマーケット 凄
チャールストン。
とてもステキな街です。
ただ、この街の全てがうまくいっているかは解りませんが、
日本人の僕らが忘れてしまった何かを思い起こさせる風景がたくさんあります。
日本のようなスクラップ&ビルドを完全否定はしませんが、
人の豊かさを考えると手段はきっと他にもあるんですよね〜!
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