ゆく年くる年 / 8ninriki.jp
Project


2016.12.29
20161229
ゆく年くる年


writer
矢橋徹

今年もあと僅かとなりました。

何から振り返っていいかわからないほど沢山の出来事がありました。

とくに九州に住む私たちにとって4.16の熊本地震によって生活が大きく変化する一年でした。

 

ある日突然自分が住む町が被災地と呼ばれるようになり、現実を受け入れることができないまま

日々繰り返される余震の恐怖に頭を抱える日が続きました。

余震も納まり、震災から8ヶ月が経ち街も少しづつ日常を取り戻しつつある一方、

水面下では今だ被害に苦しむ人々のサポートのため復興プロジェクトが進んでいます。

私の事務所も震災後様々な復興プロジェクトに参加してきて今思うことがあります。

「復興する」という事は、元に戻すのではなく新しいステージに移行することじゃないかと思います。

震災で被害を受けた地域には、そもそも問題を抱えていた状態であったことが多く、

限界集落であったり、著しい過疎化が進んでいたりと、もともとあった問題に地震が加わることで顕在化して

しまうケースが多く見受けられました。

 

「復興」にはそうしたもともとあった問題も同時に解決し、新しい関係を築く必要があると感じます。

そのためには多くの人が関わりあうことが大切で、復興プロジェクトでは県内外の多くの方との関わり合いが

被災地を生まれ変わらせていくことを知りました。

震災後本当に多くの素敵な出会いを経験し新しい関係を築くことができました。

誤解を恐れずいうと、震災があったことを悲観的に考えていない自分がいます。

ゆく年くる年が放送される頃、今年はさらに前を向いて新しい年を迎えれそうです。

 

それでは皆さん、よいお年を!!

 

 





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