仮設の可能性 / 8ninriki.jp
Review


2017.05.8
写真 2017-05-08 17 19 14
仮設の可能性


writer
矢橋徹

去年JR小倉駅で開催されたASO SUMMER CAMPで制作・デザインした小国杉グリッドシステム(OGS)が
JR博多駅博多口広場で行われた九州バラ祭りでリユースされました。
簡単な架構でありながらも3mの柱や特殊なピンを用いているため、大工さんとの協働が欠かせない架構になっています。
また設営には必ず
実はここがOGS一番のポイントではないかなと思っています。仮設建築や什器はなるべくタスクを減らして、
少人数かつ合理的に、そして誰でもつくれることを念頭に考えていきます。しかし、OGSでは協力や職人参加など
通常の仮設建築では排除する部分を残したものになっています。
柱を建てたり、梁をわたしたりする作業を大工さんのサポートをしながら協力して作っていく風景は仮設の現場ではあまり見られない光景です。
今回も大工さんはじめ、友人や学生さん、八人力メンバーなどの建築家、多様な人がこの建築に関わって完成したことが
とても大事なことのように思えました。
福岡は屋台の街です。屋台はすでに福岡の代名詞となり、仮設建築が街の風景を支えているといっても過言ではないと思います。
大都市特有のダイナミズムの波に浮かぶように仮設建築が存在している街。
仮設の可能性を考えるきっかけとなるイベントとなりました。

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資材搬入。木材の先端にはピンで梁を固定する鉄製のジョイントが接合ざれています。

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フレーム建てこみ作業。ちゃんと番付もあります。いの一番からのスタート。

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家具も小国杉製。デザインは小国で活動するクリエーターグループOPPによるもの。

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中央部にはコアがあり、構造的にもコアとなっています。

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中央のコアを構造用合板で閉じればほぼ完成。中はバックヤードとして使えます。

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半屋外での使用なので屋根にテント地を張って終了。
約半日で設営が完了しました。(撤収はもっと早い・・・)

沢山のご協力、この場を借りて改めて感謝いたします。
ありがとうござました!
またどこかでリユースされることを期待しています。





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