山へ枝打ちに行く! / 8ninriki.jp
Project


2017.05.10
08
山へ枝打ちに行く!


writer
満原さなえ

2月の話になりますが、佐賀市三瀬村の三瀬林研の方々の作業に私が所属する[林業女子会@さが]を交えていただき、桧の枝打ち作業に参加してきました。

車の入れる場所からさらに上って下って、結局どこにいるか分からないような山の中。

写真 2017-02-26 8 43 26
まずは山に入る前に、山の神様ご挨拶をし、作業の安全を祈ります。

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下草刈りのための刈払機や、その燃料とメンテナンスのための道具、私たちはノコなどを持って険しい勾配の山を下りていきます。いきなりハード。。。

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今回の桧林は佐賀市の市有林で、12年前に植林されたもの。
桧にとっても、私にとっても初めての枝打ち作業となりました。

写真 2017-02-26 9 00 09
初心者の私たちに、枝打ち作業の仕方や作業においての注意点を説明していただきます。
いい笑顔!!!


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かなり生い茂っていて、枝の根元まで手が届かない・・・

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枝をかき分けながら桧の懐にえいっ!と入り込み、枝打ち作業の開始です。


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できるだけ付け根から。勢いよく伐りすぎると下側がサカムケのようになってよろしくないので、伐り終わりは慎重に。
たくさんある枝ですが、とにかく一本一本丁寧に、約2メートルの高さまでの枝を枝打ちしていく。二の腕プルプルになりながらの作業です。

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三瀬林研の方々は下草刈り。
足元も不安定だし、桧だけでなく自然に生えてきた雑木もあるのでこれも危険な作業。

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そんなみなさんの足元を見ると、いつも見慣れている大工さんが履くような地下足袋と何か違う。
気が付きますか??

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よく見ると上側は二股に分かれていますが、底がつながっています。
これは、山の中にある枝や草が股にひっかかってつまずくのを防ぐための形状だそうで、裏は丸太の上を歩いてもすべりにくいように、スパイクになっています。
欲しい(笑)

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合間合間には道具の手入れを。
これも安全に作業を行うための大事なひとつです。

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一本一本、地道でハードな作業ですが、やればやる分、きれいになっていく。
下草刈りをすることで根本まで光がさし、また、桧をまっすぐ育てるために邪魔になってしまう雑木やツタを取り払います。
枝打ち作業は主に節のない材を確保するための手段で、30年後、40年後、【無節材】と言われる材として高く売れるように、ずーっと先を見越した、作業したことを残さないための作業。

こういう作業を実際に体験してみると、なぜ木は自然に育つのに植林してほったらかしだといけないのか、一本の柱って簡単に言うけど、それがなんなのか。
なぜ無節が高いのか、まっすぐな材を確保するためにどんな苦労が裏にあるのか。。。。

たった一日でしたが、感じることは山ほど。
これは、建築で木を扱う人はぜひ体験してほしい。

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今回一緒に作業した林業女子会@さがのメンバー。
手に持っている枝は、三瀬CUBEのリノベで大事に使わせていただきました!

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一日の作業後、林研の方から『がんばったねシール』をもらいました。
5枚たまると素敵なことがあるらしいです(笑)


 







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